2022年12月21日

できることを探せばいい

私の平日の毎朝の日課は朝ドラを見ることです。
今、放送している「舞いあがれ!」は五島列島編へ話が戻ってきて面白くなってきました。

今朝の放送では、都会の学校でなじめず学校へ行けなくなってしまった子どもが環境を変えるために五島列島で移住体験をするというお話で、まぁ、多分、発達障害がある子どもだなというシーンが放送されていました。

五島列島は主人公が幼い時に原因不明の度々おこる発熱の症状を改善するために過ごした島で、この島での色々な経験により主人公が成長していく様子が描かれていました。
その中で、祖母の主人公へ対する接し方がとにかくいいんですよ。
名セリフ、名シーンがいくつもあるんです。

例えば・・・
主人公の発熱を心配して学校行事を見学するように促す母親を見て、祖母が「舞。まだ一回も舞の気持ちば、聞いたことがなか。舞はどげんしたいとね?」と主人公(舞)に問うのですね。その後、主人公が答える前に母親が代弁すると「めぐみ(舞の母親)には聞いとらん。舞に聞いちょる」と母親(祖母からしたら自分の娘)を怒るんです。そして紆余曲折あり母親を大阪へ返し、祖母が主人公を島であずかり自分のことは自分でやるという事を教えていくのです。この過程でも名セリフがあり、上手くできないことに悩んでいる主人公に祖母ができんことは、次できるようになればよか。そっでな、できんなら、できることば探せばよかとぞ」と教えていくんです。

いいわ~。この脚本家って感じです。

航空編で脚本家が変わり「なんじゃこれ?この恋愛ネタいる?」とか思っていましたが、舞台が五島列島になり脚本家も元に戻ったようなので、主人公と移住してきた男の子とのかかわりがどのように描かれていくのか明日からの話が楽しみです。

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