2023年1月14日

文句や苦情ではなくお願いを

新学期がスタートして1週間がたちました。
お子さんの様子は如何でしょうか?

うちの子は2日目から7時間授業で週初めは疲れ切って帰ってきましたが、一番しんどい7時間授業を早々にクリアしたのでその後の授業は比較的楽だったようです。

さて、この時期、来年度小学校へ就学する発達障害のお子さんはもう進路が確定していることでしょう。うちの子の場合、早々に特別支援学級への進学へ決めていたので、この時期は支援学級での体験授業をさせて頂いたりしていました。

色々準備をして4月を迎えましたが、予期していなかったことが次々とおこり、入学後、支援学級への選択は間違っていたのかも・・・と何回も何回も後悔したものです。

主人と私が支援学級を選択した一番の理由は、子どもが「学校へ行きたくない」という状態になることを避けたかったからです。集団行動が苦手なうちの子はとても35人の中の一人としてやっていくことはしんどいだろうと思いました。

支援学級では1クラス8人までのクラス編成となり、子どもに状態に合わせた内容の学習や活動で指導されることが前提となっています。クラス編成は本来は知的と情緒で分けるのですが、学校によっては、子どもの状態(どれだけ手がかかるか)、子ども同志の相性等でクラス編成されるケースもあります。うちの子が通った支援学級もそうでした。

入学前は同じ1年生と低学年で1クラス編成すると聞いていたのですが、入学当日のクラス編成を見てびっくりです。なんと高学年3人とうちの子1年生1人、2年生1人のクラス編成になっていました。「話が違う!」と学校を攻めたくもなりますよね(汗)ですがこの様なことは学校ではよくあることなんですよ。

この様な想定外の事態に陥り、1年生の新学期はとても大変でした。
よく学校に苦情をいれたものです。学校側も嫌な親だなと思われたことでしょう。その当時はそれが普通(学校へ文句や苦情を言うこと)だと私は思っていたのです。

ですがこの様な状態では絶対上手くいきません。
なぜなら学校は「うるさい親だな」という感じの負の感情になりますし、その感情が子どもにも影響するからです。

その様な状況の中、いえいく。会を立ち上げる時に物凄くお世話になった方の助言が私に代わるきっかけをくださいました。その方は色々悩んでいる私にこう言われました。
「文句や苦情ではなくお願いをしてみましょう。」と。

「お願い」というと「文句や苦情」と同じことの様に思えますが、学校側からすると全く違います。「うるさい親だな」という負の感情はおこりにくいですし、丁寧にお願いされると嫌だとはいいにくいものです。先生は基本「子どもの為に」という思いが強い人が多いので「じゃ、やってみましょう」という流れになりやすいです。

なので「文句や苦情」といった感情的に訴えるのではなく、どうしてこの様な支援が必要なのか丁寧に説明し「お願いする」というスタンスで学校とは付き合ってほしいと思います。

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