「うちの子、言われたらできるのよ。」という話をされる親御さんが一定数います。そして、幼児期の親御さんからはこの後に「だから言葉はよく理解しているのよ。」と自信満々で言われる人が多いです。多分「言葉は理解しているから大丈夫」と思われているのでしょう。
はたして、本当にそうでしょうか?
『言われたらできる』は言い換えれば『言われないとできない』ということでもあり、言われないと次に何をするのかわかっていないということも考えられます。
確かに、親御さんが考えるように言葉はよく理解しているのかもしれません。
ならば『言われないとできない』では勿体ないですよね。
今は発達障害のある子どもに限らず、この「言われないとできない」という状態の子どもが多いです。要は自発性が育っていない子どもが多いということです。
『言われないとできない』は完全な指示待ちです。
幼児期から物事の流れを見える形で(スケジュールや手順書ですね。)提供し、子ども自身がそれを見ながら自発的に行うことで、親があれこれ指示しなくても、必ず、色々なことができるようになります。
『スケジュールや手順書に頼っていると大人になった時に困る』などの余計なことは考えずに、とにかく今できることを考えてみましょうよ。
幼児期からの積み重ねが花開く時が絶対きます。
経験してきた私が言うので間違いないですよ。
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