2022年11月23日

わかっていない

 いえいく。会に来られるお母さんからよく耳にするのは、子どもが・・・

  • 切り替えができない
  • 出かける前(園や学校)のお仕度ができない
  • 順番(ルール)が守れない
という内容が多いです。

今、このブログを見ている方も心当たりがあるのではないでしょうか?

これらの内容は、発達障害あるなし関係なく、幼児期のお子さんなら大抵あるようなことで、周囲の大人が適切な対応をすることで解決していけるように思います。

幼児期のお子さんは、色々な物事の経験値が低く、想像力も乏しいです。

  • 今できなければ(自分のやりたいこと)いつできるのかがわかっていない
  • 次に何をする(何がおこる)のかわかっていない(物事の流れがわかっていない)
  • そもそも今日何をする日かわかっていない(一日の予定がわかっていない)
などが考えられ、周囲の大人が当たり前と思ってることでも、子どもはわかっていないことが多いです。子どもは自身が過去に経験したことから答えを得ようとするので考えていたことと異なるとびっくりしてしまうのです。これが癇癪やパニックとなって表れているんですね。

なので、幼児期のお子さんにとって最も必要なことは、周囲の大人が見通しのある暮らしを提供することです。これは障害あるなし関係ないです。ただ、提供方法が障害の有無や度合いによって変わってきます。障害がある場合、口頭で伝えるのではなく、視覚的なアプローチが必要です。

0 件のコメント:

コメントを投稿