明日から12月です。そろそろ来年のカレンダーを用意する時期ですね。
一般的に出回っているカレンダーは↓こんな感じです。
イラストの様に、日曜日から土曜日が横に並び、次週はその下段に並ぶという形になっていますよね。
実は、このカレンダー、発達障害を持つ子どもにはとても理解しにくいのです。
イラストの様なカレンダーの場合、4日から17日の2週間の長さを理解するには、頭の中で、10日と11日を横に繋いでいく必要があり、私たちは頭の中で無意識にそれを行っています。
しかし、発達障害の子ども達は、「想像力が乏しい」という特性を持つことから、頭の中で10日と11日を横に繋いでいくという作業とても困難になるのです。
そこでお勧めなのがこちら↓
おめめどうさんが販売されている「巻物カレンダー」です。
画像はここには載せられませんので使用例のブログを参考にしてください。
頭の中で繋がなくても、すでに横に繋がっていますよね。巻物カレンダーという名前がついているのは、両端をくるくる丸めて使うことが可能だからです。
くるくる丸めて使えると、過ぎた日は丸めて見えなくしたり、子どもの認知によって両端を丸め見せる日を調整することが可能です。
「こんなカレンダー使わなくても普通のカレンダーで大丈夫」と思うかもしれません。そんな時は二つ並べて使用してみて、子どもがどちらに注目しているか確認するとよいかもしれません。